緋沼彩です。
最近思い当たることもあり、今回は重い話をば。

何やら最近、汁鰤のメッキが剥がれてきたような気がします。
作業能力の限界か、単なる怠慢か、はてさて・・・。

2ndグランプリ予選のプロモ使いまわしの件といい、全国ランキングの遅延といい、最近はサポートサイドの問題が目に付きます。
この間、次回作となるTYPE-MOON2.0と、Leaf3.0の発売予定日が表向き発表されており、今は恐らく追い込みの時期かと思われますから、なおさらの事なのかもしれません。

ですが、やっぱり今の現状は良くないわけです。

その最大の理由は、状況の悪化というやつですね。
春先からとはいえ、今の今まで定期および公認大会が現在の運営方法でやっていたわけです。
もう私たちユーザーの殆どが、この環境が当たり前だと考えています。

何か新しいことを始めたら、次の月になれば、必ず新しい何かが手に入る。

それが私たちユーザーの参加意欲や購買意欲をかき立て、購買機会の増大という好循環を生み出していました。
大抵、大会に集まる人間の何人かは「ノリ」と称してパックを買う人間がいます。
そして、大会主催者側は参加費を回収した代わりに、それに見合った、プロモとは別の商品を準備しようとします。
それが大抵の場合はパックであるという例は、どの地域においても少なくないかと思います。
つまり、そうなることこそが企業として利益となり、財産となっていくのだと私は考えています。

しかし、今のようなサポート機能の低下は長く続けば悪循環となります。

当然、停滞した環境ではユーザーは刺激を得られず、時間とともに徐々にですがユーザー離れを引き起こします。
ユーザーが少なくなれば、大会運営に支障をきたし、企業収入も落ちます。
いかに利率の高いトレカ業界でも、それを購入するかどうかは周りの環境が全てです。
環境を整備しきれなくなればもう未来はありません。

私たちカードゲーマーは多かれ少なかれ、そのような末路をたどったTCGをいくらか見てきました。

今のリセはまだ入り口です。
引き返そうと思えばいくらでも引き返せます。
ですが、来月・再来月と大会プロモの更新がままならなかったり、全国ランキングの開始時期がはっきりしないなどの状況が長く続くようであれば、私もカードゲーマーの一人として、進退を考えざるを得ないかもしれません。

出来ることなら、私はもうしばらくこの環境を楽しみたいと思います。

そして、願わくば汁鰤がこのような企業努力を惜しまない企業集団であることを切に願います。

・・・本当に希望ですがね。

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